第一種 衛生管理者(国家試験)受験者のためのまとめ⑤

【筋肉】
筋肉の種類

横紡筋骨格筋随意筋(意思によって動かせる)
〇運動神経が支配
心筋不随意筋(意思によって動かせない)
〇自律神経が支配
平滑筋内臓筋

筋肉の収縮には、ATP(アデノシン三リン酸:筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる。「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。)の加水分解によって得られるエネルギーが使われる。


筋肉や肝臓に存在するグリコーゲン(ブドウ糖が複雑につながった多糖類)に酸素が十分に加わると、グリコーゲンが完全に分解されて最後は水と二酸化炭素になり、ATPが大量に供給される。しかし、短距離走など急激な運動で酸素が不足するとグリコーゲンが分解されずに乳酸(ミトコンドリアを通し、エネルギー源として再利用される)を発生させる。

筋肉は神経からの刺激で収縮するが、神経に比べて披露しやすい。

筋肉が出す最大筋力は断面積1㎝2の平均値では性別や年齢で差はほとんどない

活動性肥大 ⇒ 運動すると筋肉が太くなり、筋力が増強されること。

筋収縮

等張性収縮筋肉の長さを変えて、筋力を発生させる。短縮性収縮物を持ち上げるとき
伸張性収縮物を下すとき
等尺性収縮筋肉の長さを変化させずに筋力を発生させる。(直立の姿勢、パソコン作業など)

筋肉と仕事

引き上げることのできる重さ筋肉の太さに(筋線維の数と太さ)に比例する。
引き上げることのできる高さ筋肉の長さ(筋線維の長さ)に比例する
最大力筋肉が収縮しようとする瞬間
仕事量負荷がかかる重さが適当な時に仕事量が最大となる。
仕事の効率収縮の速さが適当な時に効率が最も高い。

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